ゴールデン・レーズン　水洗精製後にアナエロビック嫌気性発酵　22/23 ■ハイロースト ■Bean（豆のまま） ビターチョコに包まれたラムレーズンを思い起こさせるようなアロマ。 口に含んだ瞬間は程よい苦みと深いコクを感じます。 少し時間をおいてから、太陽をよく浴びた干し葡萄の風味と甘みと酸味が口に広がり余韻を残していきます。 ワイン醸造などに用いられる嫌気性発酵をおこなうことで味・香りを高めた希少なブラジルコーヒー、セラード・ゴールデンレーズン。 従来のアナエロビック製法で感じられる濃い発酵感は抑えられており、甘さと酸味がバランスよく調和した味わいです。 一般的な発酵処理が空気に触れている状態であるのに対して、嫌気性発酵は水洗処理を行った後に、コーヒー豆を密閉した容器に詰めて発酵させます。 この嫌気性発酵（アナエロビック）処理をコーヒーにて用いるのはまだ歴史が浅く、近年ようやく市場に出てくるようになりました。 セラードコーヒー・ブラジル事務所ではAnaerobic製法の研究をいち早くブラジルでスタートさせた結果。大ヒット商品のフルッタメルカドンの開発に成功しました。 その研究の中で、フルーツ以外にもあらゆるキャラクターの開発に成功しており、その副産物として新商品のゴールデンレーズンが登場しました。まだ安定的なキャラクターを生み出すまでには至っておりませんが、ブラジルのキャタクターを越えたカップを生み出す事に成功しました。 ************ 農 園 名 ： ドナネネン 生 産 者 ： エドワルド・ピネイロ・カンポス 生 産 地 ： ブラジル・ミナスジェライス州セラード地域 栽培品種： ブルボン・アマレロ品種 標 高： 1000m ～1150m 平均気温： 23℃ 開花時期： 9月〜10月 収穫時期： 7月 精製処理： Washed（水洗式）後に Anaerobic（嫌気性発酵） スクリーン： SC-16/18